【ゲーム】The Unfinished swanは「絵本の世界を冒険するアトラクション」。
どうも、クマドラムクンです。
先日、PS4の「The Unfinished swan」というゲームをプレイしました。
このゲームがなんとも変わったゲームで面白い。
「モノトーンの不思議な世界に自分だけの冒険を描こう!」がコンセプト
何が変わっているのかというと世界観とゲームのシステムが特殊です。
ゲーム開始時にストーリーが導入され、プレイ画面へ移るのですが、
なんと画面一面真っ白で何も見えないのです。
プレイヤーはこの真っ白で何も見えない世界を最初に冒険していくことになります。
影もないので、壁とかも見えません。
そんな状態で、どうやって冒険していくのか。
プレイヤーは、歩く事、ジャンプする事、黒インクのボールを投げる事ができます。
真っ白な世界に投げることの出来る黒インクのボール...。
そうです、真っ白な世界を黒いインクで汚して周囲の景色を把握するのです!!
黒いインクを周囲に投げて色をつけていくと、次第に自分がどういう所にいるのかが分かってきます。
目の前が壁だったり、ベンチや樽などの障害物があったり。
あ、ここは町だったんだ、ここは湖かな?など色をつけることで明らかになっていく世界。
プレイヤーが通った跡はモノトーンな世界が出来ていきますが、このモノトーン世界の景色も芸術的に綺麗で見とれてしまいます。
チャプター制でそれぞれ謎の解き方が違う
物語はチャプターとして4つに分かれていて、チャプターごとに謎解きの仕方と使用できるボールが違います。
影のない白い世界を冒険するのは、チャプター1で黒いインクボールを使用して道を見つけていきます。
チャプター2で投げれるボールが水玉になっており、生えているツタを成長させて道をつくります。
真っ白とは対照的に真っ黒なステージのチャプター3では暗闇で何も見えないので光る植物や、光る球を利用して進んでいきます。
チャプター4はエンディング。
チャプターごとに謎の解き方が違うこともあり、飽きずにプレイ出来ます。アイデアも面白い。基本的にはボールを投げて謎を解いて進んでいくゲームになります。
その他・注意点
FPSという一人称視点のゲーム(主観)で、主人公の視点、主人公が目で見ているものが画面になってます。
そのため、まるで自分がそこにいて物語を体感しているような没入感があります。
ただ、壁と思っていないところが色をつけた途端壁になったり、視覚に対して刺激が強いのか、酔いやすい(ゲームで酔ったことのない僕の初酔いを奪っていった)点は注意が必要な作品です。
最後にまとめ
タイトルにもなってますが、絵本の世界を疑似体験できるようなゲームです。
絵本の中に入り不思議な世界を冒険しながら、その絵本を読んでいる感覚になります。
絵本が好き!静かなゲームがしたい。ほんわかとした気持ちになりたい。方は是非プレイしてみてはいかがでしょうか。酔いそうになったら休息を!!
クマドラムクンでした。